2024.12.15
コラム
2024年婚活業界、事象をまとめてみました
2024婚活業界の総括をしてみました。
- オンラインの婚活進化
- 地方婚活の活性化
- ジェンダー観や価値観の多様化
- 婚活の低年齢化・高年齢化の二極化
- 個別サポートの充実
- 婚活市場の競争激化
特に婚活の低年齢化・高齢化の二極化が著しいのでさらに要因を深堀しました。
婚活の低年齢化・高年齢化の二極化について、背景や具体的な動き、成功例、課題などを詳しく解説します。
低年齢化:20代前半から婚活を始める人が増加
背景
- 結婚への価値観の変化
- キャリアを早く安定させ、家庭を築くを望む若年層が増加。
- 特に地方や伝統的な価値観が根強い地域では、早婚志向が根付いている傾向。
- 経済的不安
- 長引く経済の停滞や物価が高いことで、早めにパートナーを見つけて生活基盤を安定させたいと考える若者が増加。
- 一人暮らしのコスト削減と「二人で支え合う」意識の考え方。
- 婚活アプリやイベントの利用スピードが低下
- 若者向けのカジュアルな婚活イベント(趣味コン、スポーツ婚活など)が盛んです。
- 大学卒業後や社会人1~2年目の層を対象とした婚活アプリやサービスが増加しています。
具体的な動き
- 大学生や新卒向けイベントの増加
- 「婚活」というより「恋活」に近い形で、将来のパートナーを探す場が提供される。
- 例: 趣味やボランティア活動を通じた自然な出会いを提供するイベント。
- 就職後早めに婚活を始める
- 職場以外での出会いを求める若者が、社会人サークルやオンラインの婚活イベントに参加。
- 例:ビジネスセミナー型の婚活イベント(キャリア共有から関係を築く)。
課題
- 結婚観のズレ
- 若い年代では結婚よりも恋愛や自己成長を優先したい人も多く、婚活目的の温度差が課題。
- 経済的準備不足
- 社会人経験が浅いため、結婚資金や家庭生活への準備不足を感じる人も多い。
- 早婚への社会的プレッシャー
- 地域や家庭の期待が、実際本人の負担となるケースも存在する。
高年齢化:シニア世代(50代以上)を対象とした婚活の充実
背景
- 高齢化社会と再婚ニーズの増加
- 離婚率の上昇や配偶者を減らしたシニア層の再婚希望が少しある。
- 老後を一人で過ごすことへの不安や孤独感が背景。
- 経済的自立
- 50代以上の世代は比較的経済基盤が安定しており、「支え合い」よりも「趣味や価値観の共有」を重視しています。
- ライフスタイルの変化
- 趣味活動や地域コミュニティを通じた出会いの場が多く、婚活が「生活の延長線上」の活動として捉えられている。
具体的な動き
- シニア向け婚活イベントの増加
- 「趣味婚活」:ウォーキング、登山、アート鑑賞など、共通の趣味で自然な形での出会いを提供します。
- 例:日帰り旅行型婚活ツアー(温泉地や名所巡り)。
- オンラインの婚活利用
- シニア層向けに使いやすく設計された婚活アプリが人気。
- 例:「プロフィール作成支援」や「本人確認の徹底」で安心感を提供します。
- 再婚専門サービスの普及
- 初婚ではなく、再婚希望者に特化したサービスが増加しています。
- 独立した後の「第2の人生」を考えるシニアが目標。
課題
- デジタルリテラシーの脆弱性
- オンラインサービスを利用するためのスキルが不足している人も多い。
- 健康面とライフスタイルの違い
- 健康状態や生活ペースが異なることで、カップルとしての相性に影響が出る場合がある。
- 家族の反応
- シニア世代が新たなパートナーを見つけるために、子どもや親族からの反対が課題となる場合も。
成功例
- 低年齢化の成功例
- 大学の卒業生コミュニティを活用した婚活イベントで、参加者の80%以上が「良い出会いが」と回答しました。
- 若年層向けアプリで結婚まで考えたカップルの増加。
- 高年齢化の成功例
- 温泉ツアー型婚活で参加者の30%が交際をスタート。
- シニア向け婚活アプリの満足度が90%以上を記録(デジタルサポート付き)。
この二極化は、年齢やライフステージに応じた多様な婚活サービスが必要であることを示しています。
婚活をされている方、婚活してみたい方、2025年には活動してみたい方、、、
どうぞ婚活伴走へお気軽にご相談くださいお待ちしております。代表カウンセラー上村